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トップページ原爆の絵姉の目がはれているので冷やしてあげようと布を持って川に降りた。死体が浮いている間で布をぬらした。

原爆の絵

識別コード NG292-02-08
絵の内容 姉の目がはれているので冷やしてあげようと布を持って川に降りた。死体が浮いている間で布をぬらした。
作者名(カナ) 相川 国義(アイカワ クニヨシ)
作者名(英語) Kuniyoshi Aikawa
当時の年齢 12歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6
情景場所 御幸橋
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 2,270m
ブロック別 国泰寺・千田地区
作者による説明 **絵の中
顔を押えていた姉が、目が痛いと云いだした。見れば、顔はハレ上り目は塞がっていた・・私しは学校でよく教っていた。高熱で目をやられると目の水分がなくなり、ハレ上ると・・こんな時、布を水でぬらして、目に当てると、ハレが引くと、橋の上に散乱してる布を手に、川へと急いだ―石段を駈け降りた、布を川ノ中に入れようとして、ハッとした・・
川に無数に浮いてる肉片・・よく見ると、人間の肉片だった・・ウワ・・と、後に飛びのいた・・全身に震えが走る・・・川の眞中あたりは死体が次々・・と流れてくる。しかし痛がる姉の姿を思えば・・震える手で、肉片の中に、手を入れ・・・石段を駈け上っていた―姉の顔に布を巻いてやると、倒れ込んでしまった―
※作者の相川国義氏は、広島市で1945年8月6日に被爆。9日、逃れた先の長崎で入市被爆し、二重被爆(両市被爆)することとなりました。
サイズ(cm) 25.1×35
展示の説明文

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