トップページ原爆の絵広島駅をめざして鉄橋を渡る。線路にまたがり焼け残りの枕木に足を乗せて少しずつ進んだ。
識別コード | NG292-01-33 |
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絵の内容 | 広島駅をめざして鉄橋を渡る。線路にまたがり焼け残りの枕木に足を乗せて少しずつ進んだ。 |
作者名(カナ) | 相川 国義(アイカワ クニヨシ) |
作者名(英語) | Kuniyoshi Aikawa |
当時の年齢 | 12歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/8 |
情景場所 | |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | |
作者による説明 | **絵の中 アッ・・・と、思はず声を上げた・・・鉄橋の線路の枕木を歩いて渡るつもりだったが・・・焼けて、失くなっていた・・・どうやって渡ればいいんだ・・・ここ迄来たのに暫らくは、どうして渡れるか、おろおろしていたが・・枕木を留めてる犬釘の打込んだ所だけ、黒く残っていた・・・私しは線路に跨がり、焼け残りの枕木に足を乗せ、両手で自分の体を引く・・・そして、次の枕木にすぐ足を乗せる・・・よし出来た・・・姉に云へば、そんな怖い事できんよ・・・と尻込する。ここを渡らないと、長崎へ帰れんだろう・・・姉も意を決したのか、恐る恐る私しのやるのを見ながら、少しずつ進む 姉を時々支えながら、途中、下の川を流れる死体を見る度、動かなくなる姉、支える手に姉の震えが伝ってくる・・・私しも怖かったが・・ ※作者の相川国義氏は、広島市で1945年8月6日に被爆。9日、逃れた先の長崎で入市被爆し、二重被爆(両市被爆)することとなりました。 |
サイズ(cm) | 25.5×36.3 |
展示の説明文 |