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トップページ原爆の絵父の友人の矢次さんが人を捜しているのか負傷者や死体をのぞきこみながら近寄ってきた。

原爆の絵

識別コード NG292-01-20
絵の内容 父の友人の矢次さんが人を捜しているのか負傷者や死体をのぞきこみながら近寄ってきた。
作者名(カナ) 相川 国義(アイカワ クニヨシ)
作者名(英語) Kuniyoshi Aikawa
当時の年齢 12歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/7(時刻)朝
情景場所 広島文理科大学(グラウンド)
情景場所旧町名 平野町
情景場所現町名 平野町
爆心地からの距離 2,000m
ブロック別 国泰寺・千田地区
作者による説明 **絵の中
夜、火傷で・・泣き叫んでた人達は、今朝見ると、ほとんど死んでいた・・・
負傷者や、死体を見廻していると私しの目に、父の友人の矢次のおじさんらしい姿を見た・・・しかし、全身・・血だらけで・・・腕も折れている・・・顔もかなり火傷している・・・似ている・・違うかな・・・誰れかを探してる様子・・負傷者や・・死体をのぞき込んでいる
だん、だん・・こちらへ近づいて来る・・やっぱり、そうだ・・矢次のおじさんだ・・・姉ちゃん・・・矢次さんが・・こっちへ来るよ
起き上り、姉も見る・・・そして、いいか・・・知らん顔してろ・・下向いていろ・・・この、矢次さんは、気短かで、父が兵隊に取られてから・・・三人で、暫らく暮したが姉も、私しもよく殴られた・・・だから会っても・・・嬉しくはなかった、こんな時でも。
※作者の相川国義氏は、広島市で1945年8月6日に被爆。9日、逃れた先の長崎で入市被爆し、二重被爆(両市被爆)することとなりました。
サイズ(cm) 25.5×36.3
展示の説明文

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