トップページ原爆の絵気がつくと、着ていたものは破れて丸裸、家が焼ける音がする。下敷きになった人が助けを求めていた。
識別コード | NG279-03 |
---|---|
絵の内容 | 気がつくと、着ていたものは破れて丸裸、家が焼ける音がする。下敷きになった人が助けを求めていた。 |
作者名(カナ) | 山本 八重(ヤマモト ヤエ) |
作者名(英語) | Yae Yamamoto |
当時の年齢 | 19歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6 |
情景場所 | 土槁付近 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | 800m |
ブロック別 | 十日市・中広地区 |
作者による説明 | **絵の中 (3)土橋付近 たすけてー 死んでる親子 **別紙 その後どの位の時間が過ぎたのか全然わかりません。気がついた私は、持っていたものも着ていたものも皆破れてまる裸。あたりは真くらで何も見えない。人があちこち転がっている。少し目をすえて、見ると灰の中から家が焼ける音がする。火がみえる。下敷になった人が助けてーと叫んでいる。それはそれは、見たこともない状態で何も考えられませんでした。 私は足があった。裸だけど歩いてみようと人について行きました。どこをどう歩いたのかわかりません。乗っていた電車なんか、どこに行ったかわかりません。私は出口にいたので飛ばされたのでしょう。 |
サイズ(cm) | 27×38 |
展示の説明文 | 気がつくと家が焼ける音がする。下敷きになった人が助けを求めている。既に死んでいる親子もいる。あまりの状態に何も考えることが出来なかった。 絵/山本八重氏 1945(昭和20)年8月6日 |