トップページ原爆の絵「おかあさーん」と泣き叫びながら走ってきた娘さん。髪は逆立ちやけどで全裸だった。
識別コード | NG225-02 |
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絵の内容 | 「おかあさーん」と泣き叫びながら走ってきた娘さん。髪は逆立ちやけどで全裸だった。 |
作者名(カナ) | 今中 弘子(イマナカ ヒロコ) |
作者名(英語) | Hiroko Imanaka |
当時の年齢 | 20歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6 |
情景場所 | 大正橋 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | 2,030m |
ブロック別 | 牛田・広島駅周辺地区 |
作者による説明 | **絵の中 お母さんー **裏 今中 弘子 **別紙 私は被爆後体につきさヽったガラスの破片をぬいて傷の手当をし、もうあちこち火災もせまって来ているので逃げることにしました。 母と私は準備してリュックを背負い姉は赤ちゃんをオンブしてにげて行きました。 途中電柱がたおれ高圧線にふれて死んでいる人もあり足もとに注意しながら走りました。 大正橋を渡る手前まで来た時、物凄い勢いで「お母さんー」と泣き叫び乍ら走って来た娘さんにすれ違いました。 恐怖のため髪の毛が逆立ち可哀想に火傷して全裸になってしまいわずか布片がまるでワカメをはりつけた様にぶらさがっているだけでした。 被爆直後熱線で火傷した皮膚の色は黄緑でなんか不気味さを覚えました。 時間がたつにつれ皮膚の色は黒ずみズルズルと皮がたれさがっていったのだろうと思います。 私にとってはいまだ忘れることの出来ない生々しい想い出となりました。 今中 弘子 |
サイズ(cm) | 40.8×32 |
展示の説明文 |