トップページ原爆の絵ローソクに火をつけて病院の中を巡回する。窓の外には亡くなった人をだびに付した炎が見えた。
識別コード | NG206-03 |
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絵の内容 | ローソクに火をつけて病院の中を巡回する。窓の外には亡くなった人をだびに付した炎が見えた。 |
作者名(カナ) | 渡部 芳枝(ワタナベ ヨシエ) |
作者名(英語) | Yoshie Watanabe |
当時の年齢 | 17歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/20過ぎ |
情景場所 | 広島赤十字病院 |
情景場所旧町名 | 千田町一丁目 |
情景場所現町名 | 千田町一丁目 |
爆心地からの距離 | 1,500m |
ブロック別 | 国泰寺・千田地区 |
作者による説明 | **裏 (3) 八月二十日すぎの頃です。あの頃は夜になると眞暗闇でした。ローソクに火をつけて廻わるのですがちっとも恐しいと思いませんでした 窓の外は亡くなられた方々を荼毘にしたときの明かりです 亡くなられた方には紫の斑点がありました。ヤケドをされた方の傷あとは皮膚がなく赤身がでヽ湿気があるものですからそこえハエが卵を産み一晩たつと一.五糎くらいの幼虫になってウジャウジャとはいまわり私達はそれを毎日アルコール綿でふいてあげました。泣きながら被爆者も私達看護婦見習も泣きました。戦爭はむごい。戦爭はひどい。戦爭は鬼のすることだと思いました。 渡部芳枝(旧姓 米今)74才 |
サイズ(cm) | 27×37.8 |
展示の説明文 |