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トップページ原爆の絵鉄橋では貨物列車が横転しており枕木がところどころで燃えていた。

原爆の絵

識別コード NG203-01
絵の内容 鉄橋では貨物列車が横転しており枕木がところどころで燃えていた。
作者名(カナ) 持田 久一(モチダ ヒサイチ)
作者名(英語) Hisaichi Mochida
当時の年齢 25歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6
情景場所 山陽本線神田川鉄橋
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 1,620m
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 **絵の中
枕木が燃ている
二葉の里
横転した貨車
鉄橋
負傷者が川辺に集る
白島
**別紙
昭和20年8月6日広島市基町の陸軍幼年学校(仮り兵舎)の洗面所で被爆しました。気がつくと何かの下になっているので這い出して見ると周囲の建物は全部倒壊して方々で火災が起きている。私はどこへ行くあてもなくただ人々の後について、白島から鉄道の上を歩いて二葉の里へ行き牛田に行って應急の処置をしていただいて牛田の谷間の山道を越えて戸坂へ避難しました。
繪は避難する途中の忘れることのできない情景を思い出しながら不得手な絵で見にくいことであります。
白島から鉄橋を渡り二葉の里へ行くとき鉄橋の上で貨物列車が横転しており枕木がところどころで燃えており橋の下の川辺には多くの被爆した方々が集っておられ、そして鉄橋の向ふでは炎と黒煙が立ちこめていました。牛田で應急の処置をしていただいて、谷間の山道を越えて戸坂へ避難しました 途中水水と叫ぶ人、水辺に顔を突っ込んでいる人、力尽て倒れている人、その場に座り込んで動くことが出来ない人またとぼとぼと行列について歩く人、無残な情景でありました。
ご参考にならなければ破棄して下さいませ。
持田久一(82才)
サイズ(cm) 19×26.8
展示の説明文

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