トップページ原爆の絵やけどに食用油をぬるだけでそのほかの手当てはなく、髪は抜け化膿したところにはウジがわいた。
識別コード | NG197-03 |
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絵の内容 | やけどに食用油をぬるだけでそのほかの手当てはなく、髪は抜け化膿したところにはウジがわいた。 |
作者名(カナ) | 田中 陽造(タナカ ヨウゾウ) |
作者名(英語) | Yozo Tanaka |
当時の年齢 | 18歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6~8/15 |
情景場所 | 日本製鋼所の工場寮 |
情景場所旧町名 | 安芸郡船越町 |
情景場所現町名 | 安芸区船越 |
爆心地からの距離 | 6,500m |
ブロック別 | |
作者による説明 | **絵の中 1945.8.6. A少女 日本製鋼所(広5253工場) 船越寮1F 〇ヤケドの部分に、食料油を素手でぬるだけ。その後の手当一切なし。 〇1畳あたり2名の被爆者を収容。泣く、叫ぶ、呻く。生地獄!! 〇窓ガラスが1枚もないので、風通しは良いが、ハエ、蚊が出入りする。 〇夜は燈火管制。(終戦まで) ↓ 8.15〔終戦日〕ごろ A少女 〇背中にヤケドをしたので、ずっとうつ伏せのまま。 〇髪が抜けはじめる。○化膿したところにウジ虫(骨が見えるところもある) 〇食事は雑穀入り(主に大豆粕、高粱)のオニギリ1つとタクアン1きれ。 〇同室の重傷者から次第に死んでゆき、足の踏み場もなかったところにウジ虫がはいまわる。 〇彼女には決して終戦はない。 |
サイズ(cm) | 37.8×53.8 |
展示の説明文 | 『図録 原爆の絵 ヒロシマを伝える』 〔作者のことばから〕要約 彼女には決して終戦はない 1945.8.6 A少女 やけどの部分に食料油を素手でぬるだけ。その後の手当一切なし。 8.15(終戦日)ごろ A少女 背中にやけどをしたので、ずっとうつ伏せのまま。彼女には決して終戦はない。 8月6日から15日 6,500m/日本製鋼所の工場寮 田中 陽造 |