トップページ原爆の絵腸が飛び出した牛。耳と目を押さえふせた姿勢の死体。幼児をしっかりと抱きかかえた死体。
識別コード | NG188-02 |
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絵の内容 | 腸が飛び出した牛。耳と目を押さえふせた姿勢の死体。幼児をしっかりと抱きかかえた死体。 |
作者名(カナ) | 藤本 英雄(フジモト ヒデオ) |
作者名(英語) | Hideo Fujimoto |
当時の年齢 | 16歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/7(時刻)早朝 |
情景場所 | 左官町付近 |
情景場所旧町名 | 左官町 |
情景場所現町名 | 本川町一丁目 |
爆心地からの距離 | 500m |
ブロック別 | 十日市・中広地区 |
作者による説明 | **絵の中 (一九四五年) 二〇年八月七日早朝 相生橋の西左官町附近(現在の本川町電停北側)。 閃光と熱線の直撃を受けて、一人はとっさに耳と目を両手で押え(戰時訓練でそのように)、一人は幼児を胸中に抱え込み、牛は腹部が破裂した状態で焼死していた。(合掌) 体験・目撃 藤本英雄73歳(当時16歳) 2002.6. **別紙 日時 二〇年八月七日早朝 場所 相生橋の西、左官町附近(現在の本川町電停北側附近) 想えば、八月六日、原爆投下の直前に、朝の片付けを済ませたひととき、お隣り同志か、商店の主婦が、路上につながれた牛車(当時近郊の農家は、早朝に野菜を市場に出荷し、帰り車で町家の人肥を収集していた。)を話題にか、幼児をあやし乍ら談笑中か。 一瞬の閃光に、地面にひれ伏し、一人はとっさに耳と目を両手で押え(当時は、その様に防空訓練等で・・・。)一人は思わず、子供を懐に、牛は腹部を引き裂かれ、無惨な憤死状態であり、全身が硬直し、ただゝ手を合せるのみ。合掌 体験・目撃者 藤本英雄(当時十六歳) |
サイズ(cm) | 53.8×37.8 |
展示の説明文 | 腹部が破裂し腸が飛び出した牛。耳と目を押さえ伏せたままの姿勢で死んでいる人、幼児をしっかりと抱きかかえたまま死んでいる人 絵/藤本英雄氏 1945(昭和20)年8月7日早朝 爆心地から約500m 左官町(現在の本川町) |