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トップページ原爆の絵10時頃列車が広駅に到着する。中は血まみれの負傷者でいっぱいだった。

原爆の絵

識別コード NG178
絵の内容 10時頃列車が広駅に到着する。中は血まみれの負傷者でいっぱいだった。
作者名(カナ) 大杉 好夫(オオスギ ヨシオ)
作者名(英語) Yoshio Osugi
当時の年齢 31歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/08/06(時刻)10:00頃
情景場所 広駅
情景場所旧町名 呉市
情景場所現町名 呉市
爆心地からの距離 21,700m
ブロック別
作者による説明 **別紙
私は八十八才です。当時海軍第十一航空省に勤務していました。二十年五月五日のB29空爆で航空省は壊滅し岩国の山中に移転する為、広駅に居ました。十時頃より列車が来ました。その時の様子です。
汽車が不通になった為、岩国行きは中止となり、毎日B29が一機上空を飛行していました。今日Bやんが来たなんて云って居りましたが、広島以来一機でも皆、防空壕に避難する様になりました。
今の日本は良いです。五十七年平和を謳歌しています。因に姪は学徒で大手町七丁目で被爆しましたが今は元気です。兄二人は比島で戦死しました。私自身は比島、ジャワ、シンガポールと二年転戦して十九年五月に帰還しました。
大杉好夫 
山中の工場


サイズ(cm) 37.8×53.7
展示の説明文

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