トップページ原爆の絵気がつくと真っ暗だった。這って防空ごうに逃げ込む。友だちは目や耳を押さえて震えていた。
識別コード | NG175-02 |
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絵の内容 | 気がつくと真っ暗だった。這って防空ごうに逃げ込む。友だちは目や耳を押さえて震えていた。 |
作者名(カナ) | 石田 民生(イシダ タミオ) |
作者名(英語) | ISHIDA Tamio |
当時の年齢 | 15歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6 |
情景場所 | 広島陸軍被服支廠 |
情景場所旧町名 | 出汐町 |
情景場所現町名 | 出汐二丁目 |
爆心地からの距離 | 2,670m |
ブロック別 | 皆実・宇品地区 |
作者による説明 | **絵の中 這って防空壕(道の横のほら穴)に逃げこんだ私 **別紙 №2 宇品線のプラットホームへ東に向かって歩いていた時被爆したのですが、たいそうな光が空から降って来た感じです。目と耳を覆いましたが、激しいショックで気を失いました。気がつくとまわりはまっ暗で穴に落ちたと思いました。「手の甲やひじが痛いのはまだ生きている証拠だ。ああ生きているのだ」とうれしかったです。指を少しあけたところから外を見ると空の上の方が明るくなっていき、だんだん明るさが広がっていくのです。よく見ると私は白い道路の上にうつ伏せになっていたのです。「すぐ防空壕に入らなければ。爆弾がまた落ちるかもしれない」と思い、ほとんど這うようにして近くの防空壕に入りました。友だちは耳や目を押えて震えていたようでした。 被爆の思い出 石田民生(72) |
サイズ(cm) | 60.5×78.4 |
展示の説明文 |