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トップページ原爆の絵建物疎開作業中に被爆し全身大やけどを負った中学生がトラックに乗せられ帰ってきた。

原爆の絵

識別コード NG174-02
絵の内容 建物疎開作業中に被爆し全身大やけどを負った中学生がトラックに乗せられ帰ってきた。
作者名(カナ) 中島 秋人(ナカシマ アキト)
作者名(英語) Akito Nakashima
当時の年齢 16歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/9頃(時刻)昼過ぎ
情景場所 山県郡安野村役場
情景場所旧町名 山県郡安野村
情景場所現町名 山県郡安芸太田町加計
爆心地からの距離 30,000m
ブロック別
作者による説明 **絵の中
昭和二十年八月九日頃、役場前にトラックが止まった。職員が出てみる。
裸体に包帯をした若者が荷台から降りようとしている。助けて降ろし宿直室に寝かせた。事情により広陵中学二年の影浦さんとわかる。
建物疎開動員作業中にピカに遭い全身やけどを負っていた。
安野村役場
安野村警
**裏
絵 平成十四年六月二日画
中島秋人

**別紙
学生の大やけど
昭和20年8月8日か9日の昼過ぎ、山県郡安野村役場前の県道にトラックが止まった。何事かと2~3人が外に出て見ると、学生らしい人が裸体に大やけどの包帯をして荷台から降りようとしている。1~2人が助けて降ろし、二階の宿直室に寝かせた。事情により広陵中学2年の影浦さんで、学徒動員の建物疎開作業中、ピカ(新型爆弾)に遭い首や背中に火傷を負い、応急処置の裸にサラシをくるくる巻いた包帯をしていた。書記の本田さんが親戚の大知さんに連絡を取った。その夕方、大知さん親子が大八車で影浦さんを迎えにこられた。帰途、箕牧医院に寄り、べっとり肌について痛がる包帯を解き処置をして貰い、坂道を難儀に帰宅した、と言う事である。
中島秋人
サイズ(cm) 24.1×27.1
展示の説明文 役場前にトラックが止まった。包帯をした若者を助けて降ろし、宿直室に寝かせた。広陵中学校二年生の影浦さんと分かる。建物疎開作業中に被爆し、全身やけどを負っていた。

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