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トップページ原爆の絵焼け跡はまだ熱く、被爆者は、はだしはだかで「水を、水を」と助けを求めてきた。

原爆の絵

識別コード NG159-02
絵の内容 焼け跡はまだ熱く、被爆者は、はだしはだかで「水を、水を」と助けを求めてきた。
作者名(カナ) 西村 昇(ニシムラ ノボル)
作者名(英語) Noboru Nishimura
当時の年齢 17歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時
情景場所 横川橋付近
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 1,290m
ブロック別 三篠・祇園地区
作者による説明 **絵の中
横川橋
防火用水
よこがわ

**別紙
突然ですが御世話になります。原爆の絵の募集を聞き、ペンを取らせて頂きます。絵が見にくいかと思いますが、あしからずお願い致します。
実は、父が八月五日、六日、友人の所へ引越の手伝いに行くと言って家を出たきり帰らぬ人となり、八月九日市内の心当たり方面を探しに出かけたところ、焼跡も熱く所々煙が立ちあがる。被爆者は身に付けてる物もなく、裸足、裸体。皮膚もたれ下り、目の玉が下がり、尚も寄りついて、水を水を。又助けて下さいの言葉が未だ残ってます。防火用水の中、そして川岸に、太田川に浮かんでる人、裸が真白、パンパンにふくれ、流れたりしていた。大多数の方々で手助けも出来ずご免なさい。
八月ともなれば、其の当時の状況が目の前に浮かんできます。あの日、其の時、原子爆弾落下の時、光、そして破裂の音の響き。上空は黒くなり、しばらくつづいた。地球が破裂し崩れ落ち沈んだり、消えて無くなりそうな感じだった。
痛み、苦しみが。
サイズ(cm) 21×30
展示の説明文

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