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トップページ原爆の絵爆風で飛散した紙を集めている時、燃えさかる猛火に追われて宇品面に避難する人々を、塀の上から見る。

原爆の絵

識別コード NG152
絵の内容 爆風で飛散した紙を集めている時、燃えさかる猛火に追われて宇品面に避難する人々を、塀の上から見る。
作者名(カナ) 長峰 忠義(ナガミネ タダヨシ)
作者名(英語) Tadayoshi Nagamine
当時の年齢 27歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)8:40頃
情景場所 皆実町
情景場所旧町名 皆実町
情景場所現町名 皆実町
爆心地からの距離 2,500m
ブロック別 皆実・宇品地区
作者による説明 **絵の中
「被爆者が描く原爆の絵」
燃えさかる猛火に追われて
宇品港方向に避難する大群衆
塀から見ている私達
仮設兵舎
**裏
長峰忠義 画 八十五才
**別紙
その当時、手紙は部隊名できていましたので、この町名が正しいかどうか分りませんが、交通図により書きました
一、場所 広島市南区皆実町六 宇品港に通ずる電車通り
一、時間 昭和二十年八月六日午前八時四〇分頃
一、氏名 長峰忠義 
内容
当時、私は船舶教導隊に属し、前記場所の假設兵舎で、初年兵暗号教育の助教をしておりました。爆風で家は傾き、窓は破れ、屋外に飛散した作業用紙回収目的で、構内周辺を行動中、塀の上から目画した光景、燃える都心部をあとに、宇品港方面に避難の為、移動する大群衆の姿を古い記憶を蘇らせ乍ら画きました。群衆の中にトラックが一台、荷台の上も横も人で一ぱい、クラクションも鳴りっ放し、速度は早くないが、よけようにも立錐の余地もない人の波。通過跡には何人かの轢死体が?だが確認できない程、人波は続いていた。
サイズ(cm) 25.2×35.8
展示の説明文 『図録 原爆の絵 ヒロシマを伝える』
〔作者のことばから〕抜粋
燃えさかる猛火に追われて
よけようにも立すいの余地もない人の波。通過跡には何人かの轢死体が。だが、確認できない程人波は続いていた。
8月6日 午前8時40分頃
2,500m/皆実町
長峰 忠義

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