menu

トップページ原爆の絵突然の黒い雨。「重油が降っている。焼夷弾が落ちてくるぞ」の声に右往左往し、橋の下に避難した。

原爆の絵

識別コード NG127-01
絵の内容 突然の黒い雨。「重油が降っている。焼夷弾が落ちてくるぞ」の声に右往左往し、橋の下に避難した。
作者名(カナ) 山本 茂(ヤマモト シゲル)
作者名(英語) YAMAMOTO Shigeru
当時の年齢 16歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6、7
情景場所 三滝石橋西詰
情景場所旧町名 三滝町
情景場所現町名
爆心地からの距離 2,500m
ブロック別 三篠・祇園地区
作者による説明 **裏
山本 茂
**別紙(絵裏に貼付)
ピカッと後より光を浴びた 瞬間に駅の建物の下敷きになり、瓦礫の下より這い出て見れば、周りは 火の海であった。阿鼻叫喚 逃げ惑う人、死体累々と転がり、負傷者は助けを求め右往左往していた。逃げる道は 山手一つしかなく、西鉄橋を渡り、三滝観音の方へ逃げた。途中救護所にて治療を受けるも、薬 無く全ての治療 塩水にて完了し、軍の防空壕では 民間人は拒否され、北へ・・・・・・避難していった。
三滝参道手前に来たとき 一天俄かに掻き曇り、雨が落ちてきた・・・・・・・・・
顔に手を当てると手のひらが黒くなり・・・・・・・・・・・・・・・黒い雨・・・であった。後のほうで誰かが、“重油が降っているぞ”の声 改めて見ると周囲が黒くなっている。“焼夷弾が落ちて来るぞ”の声 それ!逃げろと皆 右往左往するも 隠れる所無く、木の影 畑のくぼ地に伏せ 身を隠していた。私は三滝石橋の 西側の橋の下に潜り込み避難した。
橋の幅一間半 橋下五尺の空間である。側の二人は船員で 汽車不通で廿日市より徒歩にて来たそうで、何度か市内に入ろうとしたが 火勢が強く入れず来たとのこと、宇品港まで行くと言っていた・・・・・・・・・・・・・・・
翌日8月7日午前9時頃まで・・・・・・・・・・・・腰かけていた場所の広さ
(奥行一尺~幅一間半)
足は水の中
平成14年6月3日
山本 茂
サイズ(cm) 26.8×38
展示の説明文

戻る

Page Top