トップページ原爆の絵夫はやけどで皮膚がぶらさがり、私は折れた腕で赤ん坊を抱き、悲しくて親子3人で泣きながら歩いた。
識別コード | NG112 |
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絵の内容 | 夫はやけどで皮膚がぶらさがり、私は折れた腕で赤ん坊を抱き、悲しくて親子3人で泣きながら歩いた。 |
作者名(カナ) | 安部 初子(アベ ハツコ) |
作者名(英語) | ABE Hatsuko |
当時の年齢 | 24歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6 |
情景場所 | |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
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作者による説明 | **絵の中 ぶら下った顔の皮 手の皮はブラ下る 服はボロボロ形が分らない 泣くな泣くな君が泣くと僕まで悲しくなるよ 頭や顔から血まみれ オギャーオギャー(おつぱいを頂戴) ハダシ お母ちゃまは朝から何も食べてないのよー お乳が出ないね 可愛想にね(あーんあーん) **別紙 子供の絵のようですけど私達夫婦は人間の形をして服を着てと云う様子ではありません。着てる服は はがれ 私は頭から血が出て顔から体から血まみれです。主人は路上で被爆しましたので着てる服は はがれ 顔や手足の皮は はがれ ぶら下り人間とは思えない様子でした。子供は六月二十八日に生れたばかりの赤ちゃんでしたので外傷は無かつたのですが結局原爆症と云うことで九大病院の小児科で九月二十四日に亡くなりました。 夫は一九八九年九月十四日に亡くなりました。 安部初子 |
サイズ(cm) | 18.2×25.6 |
展示の説明文 | 『図録 原爆の絵 ヒロシマを伝える』 〔作者のことばから〕要約 君が泣くと僕まで悲しくなるよ 着ている服ははがれ、私は頭から血が出て顔から体から血まみれです。主人は路上で被爆しましたので、顔や手足の皮ははがれ、ぶらさがり、人間とは思えない様子でした。生まれたばかりの子供は、外傷はなかったのですが、原爆症で9月24日に亡くなりました。 8月6日 安部 初子 |