menu

トップページ原爆の絵自宅近くの路上で見た焼死した母子。母親と妹ではないかと感じたが、確認せずにその場を離れた。

原爆の絵

識別コード NG110-01-01
絵の内容 自宅近くの路上で見た焼死した母子。母親と妹ではないかと感じたが、確認せずにその場を離れた。
作者名(カナ) 安原 義治(ヤスハラ ヨシハル)
作者名(英語) YASUHARA Yoshiharu
当時の年齢 17歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/7(時刻)6:30頃
情景場所 広島中央放送局付近
情景場所旧町名 上流川町
情景場所現町名 幟町
爆心地からの距離 1,000m
ブロック別 銀山・幟地区
作者による説明 **裏
安原義治
昭和20年8月7日午前6時30分頃見る
頭を流川方面にむけ小児をだいてうつぶせ
サイズ(cm) 19×27
展示の説明文 『図録 原爆の絵 ヒロシマを伝える』
〔作者のことばから〕引用
広島放送局前に来たところ、道路の中央に黒い物体、近づいて見ると黒焦げの女性、よく見ると胸に幼子をだき覆いかぶさる様にして死んでいる母子でした。一瞬母と妹ではないか、家へ急いだ。70m位はなれた我が家、しかしあとかたも無く焼けおちていた。泉邸まで行ってみる。多数の遺体と負傷者、この中に母と妹はいなかった。頭の中をよぎる、母の体形とよく似ていた、確認しよう…。急ぎ場所にもどってみると、すでに遺体は無くあたりを探すも再びその姿に合う事は出来なかった。
(広島平和文化センター編 『被爆体験記集 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館収集分 第39巻』厚生労働省、2003年、69ページから)
8月7日 午前6時30分頃
1,000m/広島中央放送局付近
安原 義治

戻る

Page Top