トップページ原爆の絵真っ暗闇の中、「兵隊さん助けて」と青白い火に包まれた女性が倒れかかってきた。
識別コード | NG103-02 |
---|---|
絵の内容 | 真っ暗闇の中、「兵隊さん助けて」と青白い火に包まれた女性が倒れかかってきた。 |
作者名(カナ) | 内田 栄一(ウチダ エイイチ) |
作者名(英語) | UCHIDA Eiichi |
当時の年齢 | 20歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)8:30頃 |
情景場所 | 広島第一陸軍病院基町兵舎 |
情景場所旧町名 | 基町 |
情景場所現町名 | 基町 |
爆心地からの距離 | 500m |
ブロック別 | 基町・白島地区 |
作者による説明 | **絵の中 広島市基町、午前八時三十分頃 広島第一陸軍病院、基町兵舎 原爆発、兵舎の下敷より自力で脱出 あたりは真暗闇で一寸先も見えない 青白い火を発し乍ら人影が浮き上り、「兵隊さん助けて・・」「アツイアツイお母さん」と私に倒れかかる女性だ。辺りは土埃とも黒煙ともつかぬ薄暗いはっきり物が見えない。 数ヶ所より蛇火の様な火が上る アツイ・・・オカアサン・・・ **裏 内田榮一 **別紙 昭和二十年五月二十日、広島市基町 広島第一陸軍病院教育隊に衛生兵として入隊。 八月六日、基町兵舎にて朝食の準備中に被爆す。九死に一生を得る。幸に軽傷で衛生兵として、広島、山口県下にて被爆者の救護に看護の任務に励み、十二月上旬、召集解除と成り復員す。 内田栄一 |
サイズ(cm) | 27×38 |
展示の説明文 | 兵舎の下敷から自力で脱出。辺りは真暗闇で一寸先も見えない。青白い火を発しながら、人影が浮き上がる。 |