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トップページ原爆の絵せん光・爆音に馬は驚いて立ち上がった。黒い雨にぬれた人たちが避難してきた。己斐駅から負傷者を運んだ。

原爆の絵

識別コード NG074-02
絵の内容 せん光・爆音に馬は驚いて立ち上がった。黒い雨にぬれた人たちが避難してきた。己斐駅から負傷者を運んだ。
作者名(カナ) 関 孝三(セキ コウゾウ)
作者名(英語) Kozo Seki
当時の年齢 25歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6~8/8
情景場所 宮内村~廿日市町までの堤道、己斐駅、広島駅
情景場所旧町名 佐伯郡宮内村~廿日市町、己斐町、松原町
情景場所現町名 廿日市市、己斐本町、松原町
爆心地からの距離
ブロック別
作者による説明 **絵の中
№2

防空壕
光、音、馬は立上った。馬方さん懸命におさえにかかった。幸い脇に小さな防空壕あり、そこに入った。近くの家のガラスの割れる音がした。生あたゝかい風吹いて来た。少して道に上ると、馬は落ついてた。
広島の方から黒い雨に汚れた労ム者風の人達がマラソンの様に逃げ走って来た。10人程の組が、いくつか、馬車や自分達を見て安心したか、ゆっくり歩いた。
大テント
8日? 己斐駅の方の大テントに收容されて居る負傷者を助け出して呉れと頼まれて、リヤカーで出かけた。割と気力のある人達百人程の負傷者がムシロに寝て居た。枕元に眞白い銀シャリのおにぎりが供えてあった。誰も食べれぬ様だった。水兵さんが後の方に見えた。宮内に戻って助た人達に喜ばれた。2回往復3人は助けた。1周~2周で学校收容者は死亡した。ピカドンは20万ころした。
広島駅
広島駅前のデパートの鉄骨が奇麗におじぎをした。それ見乍ら上京したが、後遺症がこわくて自分は結婚がおくれた。
サイズ(cm) 25×17.5
展示の説明文

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