トップページ原爆の絵全身やけどの女性が腫れた目を手で押し上げて水を求め苦しみながらさまよっていた。
識別コード | NG063-02 |
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絵の内容 | 全身やけどの女性が腫れた目を手で押し上げて水を求め苦しみながらさまよっていた。 |
作者名(カナ) | 遠藤 留雄(エンドウ トメオ) |
作者名(英語) | Tomeo Endo |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | |
情景場所 | 横川駅近く |
情景場所旧町名 | 横川町 |
情景場所現町名 | 横川町 |
爆心地からの距離 | 1,750m |
ブロック別 | 三篠・祇園地区 |
作者による説明 | **絵の中 五月九日送りました絵の下絵です。 **別紙 急啓 昨日(五月八日午後)NHK大阪で「“つたえたい平和の願い”で絵を募集しています送って下さい」と放送されたのを耳にして当時のことを想い出しながら下手な絵ですが描いてみました。私も被爆者の一人です。 今日被爆者手帖を手に病院通いをしています。以前は想い出すまい考えまいあの日のことはと口にしていませんでしたが、私ももう七十二才、何かのお役に立てばと思ってのことです。 市電の横川終点近くで、全身焼かれた一人の女性が腫れた目を押しあけて水を求め苦しみ乍らさまよっておられたのを見て言葉もなく、施すすべもなく・・・・呆然としていました。いまも時折り健診の日には瞼に浮びます。まさに地獄絵図そのものでした。 今はただゝ平和を願うものの一人として想いのまま、失礼します。 不一 |
サイズ(cm) | 18.3×25.6 |
展示の説明文 |