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トップページ原爆の絵一面灰色の広島市内のあちらこちらから火の手が上り、その中からキノコ雲がゆっくりと上り始めた。

原爆の絵

識別コード NG037
絵の内容 一面灰色の広島市内のあちらこちらから火の手が上り、その中からキノコ雲がゆっくりと上り始めた。
作者名(カナ) 松野 裕(マツノ ユタカ)
作者名(英語) Yutaka Matsuno
当時の年齢 25歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6
情景場所 独立高射砲第二十二大隊、元宇品の山頂
情景場所旧町名 元宇品町
情景場所現町名 元宇品町
爆心地からの距離 5,600m
ブロック別
作者による説明 **絵の中
宇品山頂陣地の対空双眼鏡で市内を見た様子
画面右角の機影は山口方面へ飛び去る飛行機がハエの様に小さく見えた
一面灰色の広島市内のあちらこちらから火の手が上りその中から例のキノコ雲がむくむくとゆっくり上り始めた
**別紙
氏名 松野 裕
注 お送りした絵は私が旧独立高射砲第二十二大隊の兵隊として兵長として宇品の山頂の防空隊の陣地から対空十糎対空双眼鏡で広島市内を見た時の様子を思い出して絵にしたものです
絵の方は上手ではありませんがキノコ雲の色が美しかったのと山口方面へ飛び去る飛行機がハエの様に見へたのが今でも心に残っています。私の弟が八月一日に工兵隊に入隊していたので被爆後三日の後広島市内を歩いて工兵隊の方へ行きましたが一面焼ヶ野ヶ原になってくすぶっていました。
兵舎は丸焼けになった為別な所に移ったと云う事でさがし出す事は出来ませんでした
平成十四年度岡山県原爆被爆者会玉野支部總会の後原爆の絵作品募集の事を知りテレビでも見ていたので作品として送ります。宜敷お取りはかり下さい
私は被爆者の一人として原爆展を開いていたので少しでも参考になればと思い同封致します。
平成14年4月23日  松野 裕  以上
サイズ(cm) 35×67.3
展示の説明文

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