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トップページ原爆の絵収容所は異臭が漂い、負傷者は、顔の前後、男女の性別も判らない。

原爆の絵

識別コード NG028-02
絵の内容 収容所は異臭が漂い、負傷者は、顔の前後、男女の性別も判らない。
作者名(カナ) 神原 繁人(カンバラ シゲト)
作者名(英語) Shigeto Kambara
当時の年齢 18歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)夕方
情景場所 広島陸軍兵器補給廠
情景場所旧町名 霞町
情景場所現町名 霞一丁目
爆心地からの距離 2,860m
ブロック別 比治山・仁保地区
作者による説明 **絵の中
霞町兵器廠收容所
**別紙(絵に貼付)
霞町陸軍兵器廠収容所を探す。
昭和20年8月6日夕刻になっても上司、黒瀬さんの愛娘(比治山女学校)が学徒動員で市内建物疎開の後片付けに行ったまま帰えってこない。若いものは誰か探しに行ってくれないかと言われ、先輩、杉本氏と一緒に市内収容所を探すことになった。夕刻、事務所を出発し、東大橋を渡り、とぼとぼと歩いて最初霞町陸軍兵器廠に行く。「黒瀬さん」と名前を呼ぶ「ハーイ」と4~5人の声がする。家族が自分を探しに来てくれたと思っている。異臭は漂い、死者はゴロゴロ、顔の前後、男女の性別も全く分らない
たとえ本人であっても確認することは出来ない。「兵隊さん水を下さい」と末期の水を求め、飲み終えると息たえて行く。
神原 繁人 75歳
サイズ(cm) 27×38
展示の説明文

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