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トップページ原爆の絵大きな穴を掘って死亡者を入れ、油をかけて火葬する。僧侶だった兵隊さんがお経を上げた。

原爆の絵

識別コード NG025-01
絵の内容 大きな穴を掘って死亡者を入れ、油をかけて火葬する。僧侶だった兵隊さんがお経を上げた。
作者名(カナ) 原田 みどり(ハラダ ミドリ)
作者名(英語) HARADA Midori
当時の年齢 33歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/8
情景場所 広島陸軍兵器補給廠
情景場所旧町名 霞町
情景場所現町名 霞一丁目
爆心地からの距離 2,860m
ブロック別 比治山・仁保地区
作者による説明 **絵の中
昭和二十年八月六日夕刻頃から収容した負傷者から死亡者が出はじめました。家族の人が尋ねてくるかもわからないので七日は一日待ったのですがウジ虫が湧き悪臭が甚だしいので焼却する事にきまりました。兵隊さん達が廠内の一角に大きな穴を掘って木材や燃えやすい物を積み重ねて油をかけて焼きました。兵隊さんの中に僧侶の人が居られたので軍服の上に法衣を着てお経をあげて下さいました。こんな悲惨な状況は絵に残したくありませんでしたが若い世代の人達に原爆を戦争で使えば生物だけでなく地球が死んでしまう事を知ってほしかったからです。命の尊さを知ってください。いただいて生まれた命を大切にして生きましょう。
陸軍兵器補給廠の一角で遺体焼却の状況
昭和二十年八月八日
原田みどり 90才
**裏
原田みどり 90才
サイズ(cm) 27×38
展示の説明文 8月6日夕刻頃から収容した負傷者から死亡者が出始めました。家族の人がいつ尋ねてくるかわからないので7日は待ったのですが、ウジ虫が湧き、悪臭がはなはだしいので、焼却することに決まりました。兵隊さんたちが大きな穴を掘って、木材や燃えやすいものを積み重ねて油をかけて焼きました。兵隊さんの中に僧侶の人がおられたので、軍服の上に法衣を着てお経をあげて下さいました。

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