トップページ原爆の絵家が焼ける。真っ赤に燃えた広島の空を大内越峠ごしに見る
識別コード | GE46-05 |
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絵の内容 | 家が焼ける。真っ赤に燃えた広島の空を大内越峠ごしに見る |
作者名(カナ) | 平井 久仁子(ヒライ クニコ ) |
作者名(英語) | HIRAI Kuniko |
当時の年齢 | 9歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)夜10時頃 |
情景場所 | 大内越峠、温品村 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | |
作者による説明 | **別紙 家が焼ける 8月6日の夜の空は、真っ赤に焼けていた。 原爆が落ちて家が壊され火事も広がってきたので、母はまだ家にいた姉と9才の私と2才の妹を背負って、大内越峠を越えて逃れていったところは温品村。父の知り合いの方のところへ逃れていった。夜になっても父・兄・姉の消息が知れないため、越えてきた峠の方を見あげると真赤な空が襲いかかってくるようで恐ろしかった。山の木の一本々々が炎の間から透けて見えるのを見ながら待ちつづけた。子ども心に透けて見えた木がきれいにも見えたことは口にだして言ったことはなかった。沈む太陽の色はこの炎の色とは違うが、いつもこの風景と重ねてしまいます **実態調査 広島市内が焼けている方角ですので空が焼けていると思いました。この大内峠を炎の方に下りた所に家があり、黒い闇の方へ下りると逃げて行った先の温品。山の木の間から見るる赤色がきれいでもありましたが、身が振える程の恐ろしさを感じました。沈む太陽の色はこの色とは違いますが、いつもこの風景と重ねてしまいます。 |
サイズ(cm) | 38.5×28 |
展示の説明文 |