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トップページ原爆の絵竹やぶに吊るされた蚊帳の中に収容された無数の被爆者

原爆の絵

識別コード GE45-02
絵の内容 竹やぶに吊るされた蚊帳の中に収容された無数の被爆者
作者名(カナ) 藤森 長市(フジモリ ナガイチ)
作者名(英語) Nagaichi Fujimori
当時の年齢
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/8(時刻)朝
情景場所 広島第二陸軍病院三滝分院
情景場所旧町名 打越町
情景場所現町名 打越町
爆心地からの距離 2,200m
ブロック別 三篠・祇園地区
作者による説明 **絵の中
陸軍病院三滝分院屋根地べたにたたきつけられ倒壊

昭和二十年八月八日の朝 横川三滝陸軍分院付近
土手道路より見落ろす竹林内吊るしたる蚊帳の内に収容された被爆患者の状態である。重なり合い鰯干しの如く伏床させ、痛い、はしる、苦しい、難儀だと生々しく泣き叫ぶ悲鳴を挙げる声、あわれな姿。今でも耳の底に残っていて忘れることは出来ません。

実は分院に勤務していた衛生準尉の長男の安否を気遣い出広。此の辺焼け野原を見廻り驚きました。

本橋おち仮橋

太田川支流

横川駅方面

土手道路

祇園町方面

三滝町

町内全部焼野原で屋根瓦、風呂場、炊事場ことごとく壊れ散乱。足の踏み所なく悪臭の煙がふすぼっていた。

藤森長市 年令八七歳 絵画作者
サイズ(cm) 38×76.5
展示の説明文 「痛い」「苦しい」、生生しく響く被災者の悲鳴
爆心地から約2.45km、広島第2陸軍病院三滝分院
1945(昭和20)年8月8日午前
藤森 長市

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