トップページ原爆の絵動かない馬、半壊した自宅へ戻り、母と共に逃げる
識別コード | GE43-43 |
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絵の内容 | 動かない馬、半壊した自宅へ戻り、母と共に逃げる |
作者名(カナ) | 秦 進一(ハタ シンイチ) |
作者名(英語) | Shinichi Hata |
当時の年齢 | 10歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)8:30頃 |
情景場所 | 西天満町 |
情景場所旧町名 | 西天満町 |
情景場所現町名 | 天満町 |
爆心地からの距離 | 1,300m |
ブロック別 | 十日市・中広地区 |
作者による説明 | **絵の中 3/8 家の近く迄帰った時イワサキ大理石の馬が建物疎開の空地を(イノマタの家があった所)に居た。つながれていないのにじっとして、動かなかった。腹がへるといつも馬小屋の床板をコツンコツンと前足でけるくせのある馬だった。 家の方はやられていないと思って帰えったのに皆やられていた。ミヤケの大きな家も、オオイの家も、シンタクの前の方で大井のおじさんに逢った。おじさんのハナがどうかなっとらんか?と言うので見るとハナが半分位切れていた。ハナが半分無いよと言うたら、ほうかーと言った。 それ迄泣かずにガマンしていたが涙がひとりでに流れてきた。おかあちゃんと泣き乍ら家に入った。玄関と六帖の間はあまりこわれていない。八帖の間と茶の間台所は天井や屋根が落ちていた。進ちゃん、よう帰えってきたねと言い乍らか母が出て来た。非常持出しのリュックを背負い足が熱いから足袋ハダシで逃げようと母が言い足袋をはいた。 岩崎大理石店の工場 元薬屋のボイラー 8月6日朝8時30分頃 岩崎大理石の馬 西天満町 |
サイズ(cm) | 30×21 |
展示の説明文 |