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トップページ原爆の絵2人の軍人が新型爆弾と言っていたのを聞いた

原爆の絵

識別コード GE43-39
絵の内容 2人の軍人が新型爆弾と言っていたのを聞いた
作者名(カナ) 好井 博(ヨシイ ヒロシ)
作者名(英語) Hiroshi Yoshii
当時の年齢 25歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)9:00
情景場所 尾長町
情景場所旧町名 尾長町
情景場所現町名 山根町
爆心地からの距離 2,900m
ブロック別 牛田・広島駅周辺地区
作者による説明 **絵の中
私が傷の手当を終えて表に出た時、何処から来たのか中尉が二人市内の方を見ながら語るのをすぐ後で聞いた。新型爆弾と言った中尉の声は私の耳に残っている。一生忘れる事はない。「軍隊は知っていたのか」と何か腹が立った。(原子爆弾と発表)を聞いてそんな思い出が三十年すぎた今も忘れられない。

どこへ落ちたのかー、これはとてもひどい事だ

こりゃーアメリカの新型爆弾かのー?

八月六日 九時すぎ
尾長町片河の防空ごうの前で

**実態調査
被爆後自宅に帰り、市内からの被害者が次々行列でにげて来る。呉から来た軍人が、広島市内の方と空を見上げて「どこへ爆弾が落ちたのか見た事がない、ひどい事じゃー」 もう一人の軍人は「こりゃー新型爆弾じゃなぁー、それにしてもどえらい事じゃーのうー」 私は近くで二人の話を聞いた。その通り記録する。二人の服そうから見ると将校級の軍人。
サイズ(cm) 27.5×39
展示の説明文

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