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トップページ原爆の絵線路を歩きながら見た夜の猛火

原爆の絵

識別コード GE42-46
絵の内容 線路を歩きながら見た夜の猛火
作者名(カナ) 瀬戸 芳松(セト ヨシマツ)
作者名(英語) Yoshimatsu Seto
当時の年齢 43歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)夜
情景場所 己斐~山手町
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離
ブロック別
作者による説明 **絵の中
市内電車
宮島線
西ひろしま
己斐駅
己斐橋
山手橋
山手町
横川駅
太田川放水路(現在の略図)
山陽本線
猛火
己斐国民学校の校門を出たときには、もう夕闇が迫っていた。己斐から山手町えの道は曲りくねった細い野道で、暗くなると歩るきにくい。近道でもあるので鉄道線路に上って、枕木の上を歩るいた。何に気なしに、
広島市内の方(東方)えふり向くと、真赤な炎はもうもうと立ち昇って火の海と化している。
夜の火災は遠くても近かくに見えてものすごい。
これはまた大変なことになったものだ。どう考えても、どう思っても、どうにもならぬことで、残念ながらただ傍観するより他にはない。
この猛火は六日の日没から、七日の夜明けまで燃え続けて、市内の中心部の大半を焼き尽した。夜明けとともに七日の行動となる。
横川駅
六日の午後一時ごろに、横川駅附近を通ったときには、まだ焼けてはおらなかった。日暮れとともに、この一帯も焼失した。
私の足跡の一部分
瀬戸芳松 七三才
サイズ(cm) 38×54.5
展示の説明文

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