トップページ原爆の絵両足の裏側を火傷した友人を助けながら歩く
識別コード | GE41-39 |
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絵の内容 | 両足の裏側を火傷した友人を助けながら歩く |
作者名(カナ) | 高橋 昭博(タカハシ アキヒロ) |
作者名(英語) | TAKAHASHI Akihiro |
当時の年齢 | 14歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)15:00頃 |
情景場所 | 己斐近く |
情景場所旧町名 | 己斐町 |
情景場所現町名 | 己斐上 |
爆心地からの距離 | 3,700m |
ブロック別 | 己斐・草津地区 |
作者による説明 | **裏 絵図5 雨がやんだので、「家に帰ろう」と思い立ち、草津の自宅へ向けてトボトボと歩きかけた。自宅までは4キロ以上もあるが、「どうにかして帰りたい」、「しかし、草津の町はどうなっているのだろうか」―私は、帰りたい気持ちと不安な気持ちとが心の中で交錯していた。 「タカハシよ」「タカハシよ」と呼ぶ声に我にかえた私はあたりを見まわした。級友の八田君が草むらにしゃがみ込んでいた。彼は両足の裏側を火傷して赤むげになっているので歩くことができない。私の肩に手をかけさせ、私が手助けをして足のかかとで歩かせたり、四つんばいになってはわせたりして、二人は助け合いながら、鉄道線路下の小道を草津の方へ歩いて行った。 高橋昭博 |
サイズ(cm) | 27.5×38 |
展示の説明文 |