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トップページ原爆の絵焼けただれ野積みされた死体

原爆の絵

識別コード GE40-37
絵の内容 焼けただれ野積みされた死体
作者名(カナ) 増田 節雄(マスダ セツオ)
作者名(英語) Setsuo Masuda
当時の年齢 40歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/7(時刻)15:00頃
情景場所 小網町電停付近
情景場所旧町名 小網町
情景場所現町名 小網町
爆心地からの距離 900m
ブロック別 十日市・中広地区
作者による説明 **絵の中
状況・原爆犠牲者 遺体の野積み(三十体余り)
場所・広島電鉄小網町停留所附近
時 ・昭和二十年八月七日午后三時頃

死者は叫んでゐます
「私達の死を徒労死に終らせないで下さい」
**裏
補記
親類の県立第一中学校一年生の少年が勤労奉仕隊として市中にて作業中先生生徒全員被爆行方不明となり焦土の市中を死体丈でもと尋ねて歩く途中で遭遇した被爆犠牲死体の一群です
「ビルの前」「町角」等に五体十体と丁寧に並べてあったのが殆んどでしたが野積状態に放置同様の姿になってあったのは此処丈の様に記憶してゐます
遺体の殆んどは「誰」「彼」の識別も得ぬ程焼け爛れ惨死された当時の劇しさが其の儘表現されてゐる姿でした
親類の少年は其后必死の調査もむなしく先生共々全員犠牲死され遂に行方不明の儘慰霊碑に氏名のみ安置されてゐます。
合掌
当時
勤務先 広島市南観音町

現在
無職 増田節雄 七〇才
サイズ(cm) 27×38
展示の説明文

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