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原爆の絵

識別コード GE39-44
絵の内容 家族の被爆状況と地図
作者名(カナ) 貝川 百合子(カイカワ ユリコ)
作者名(英語) KAIKAWA Yuriko
当時の年齢 15歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時
情景場所
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離
ブロック別
作者による説明 **絵の中
家族の被爆状況
姉(22才)兄(20才)は、共に相生橋を渡り(泳いで)母と4人再会をよろこんだのも束の間、8月26日、同じく30日と相次いで死亡。
姉は、一片のミカン(缶詰)を口にしたら、何時死んでもよいと云いつゝ、願いを果たせず。
兄は、血管破裂の為、苦しみも一入で、鼻に栓をつめたり、日本刀で一思いに生命を絶ちたいと云い乍ら、二人共苦しみに苦しみを重ねた後、死ぬる。
兄は、息を引取るとすぐ、顔がパンパンに膨れて余りの惨さに顔をそむけるほどであった。
福屋百貨店 百合子(15才)学徒報国隊員として7階にあった広島貯金支局振替貯金課に出勤中、頭部に裂傷(5年後ガラスが出た。)
左腕にポッカリと深く抉りとられた傷跡あり。
その他、数ヶ所に裂傷あり。
市役所 母(43才)庁内で被爆
25~6ヶ所に大小の切傷あり
太田川
寺町
相生橋
本川
元安川
爆心地
紙屋町
自宅 小三、中一の二人の弟と思われる二個の黒焦げの死体あり
八丁堀
袋町国民学校 小一の妹行方不明
サイズ(cm) 53.5×38
展示の説明文

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