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原爆の絵

識別コード GE38-44
絵の内容 捜していた妹と出会う
作者名(カナ) 大田 晴代(オオタ ハルヨ)
作者名(英語) OTA Haruyo
当時の年齢 18歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)15:30~16:00頃
情景場所 土橋付近
情景場所旧町名 土橋町付近
情景場所現町名 土橋町付近
爆心地からの距離 800m
ブロック別 十日市・中広地区
作者による説明 **実態調査
時計は止り時刻はよくわかりませんが道をまちがえたりしたもので3時半から4時近くなつたのではと思つています。亡姉の方は諦め十日市方面を通り、早く妹を捜さなければと心はあせれどもなかなか道らしき道がなく、人子一人通てない。当りは暗くなり気はあせるばかり。天満町を目当に土橋方面にさしかゝつた時、中学生二人続いて女学生さん二人、煙くて涙が出て来る。(暗くならぬ内にといらいらしている時二人の女学生とすれ違い、一人は頭や手に包帯し、肩から三角布で手をつゝており、一人は鮮血に染まったユニホーム、頭に鉢巻顔面血だらけ髪はバサバサ赤鬼の様な姿に、一言声をかけて見ると、偶然にも妹だ。出会い、夢ではないかと頬をつねつて見ました。
サイズ(cm) 35.5×25
展示の説明文 『図録 原爆の絵 ヒロシマを伝える』
〔作者のことばから〕要約
偶然にも妹だ
2人の女学生とすれ違った。鮮血に染まったユニホーム、頭に鉢巻き、顔面血だらけで髪はバサバサ、赤鬼のような姿に一言声をかけてみると偶然にも妹だ。
8月6日 午後3時30分から4時頃
800m/土橋付近
大田 晴代

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