トップページ原爆の絵大怪我をした近所の奥さんを医者に連れて行く途中奥さんの御主人と会う
| 識別コード | GE38-08 |
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| 絵の内容 | 大怪我をした近所の奥さんを医者に連れて行く途中奥さんの御主人と会う |
| 作者名(カナ) | 楠見 ハツエ(クスミ ハツエ) |
| 作者名(英語) | Hatsue Kusumi |
| 当時の年齢 | 36歳 |
| 寄贈者名 | |
| 種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
| 情景日時 | 1945/8/6(時刻)9:00 |
| 情景場所 | 舟入川口町電車終点付近 |
| 情景場所旧町名 | 舟入川口町 |
| 情景場所現町名 | |
| 爆心地からの距離 | 2,200m |
| ブロック別 | 吉島・舟入・観音地区 |
| 作者による説明 | **絵の中 昭和二十年八月六日九時頃 舟入川口町電車終点附近 近所の奥さんがガラスで大けがをして血だらけです。私は道をあんないして川しものお医者をさがして歩いてゐましたら向ふから来た全裸の男の人が「オイ」「オイ」と云ってゐます。「オレダヨ」お前に会いに帰って来たと云ってゐます。もう歩けぬ目も見えぬとも云ってゐます。奥さんの御主人です。声でしか分らない様そうです。 頭髪はなく目は「アカンベー」してゐる様、口は「エー」と舌を出した様、手も体も「ボロ」をさげた様。泣き乍らお医者に走ってゐた奥さんは「アンタドウシタコトカイナ」「ウチハモーエー」と云って御主人の手を引いて引返されましたがその夜半天国に召されて行かれました。 **裏 楠見ハツエ 六十六才 一.火傷して一糸まとわず皮膚剥げて ぼろをさがらし アカンベー顔 二. 男かな 女かしらと いきをのむ うしろからでは 見わけもつかず |
| サイズ(cm) | 18×25.5 |
| 展示の説明文 |