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トップページ原爆の絵水を求めながら 火傷の治療を待つ子供たち

原爆の絵

識別コード GE35-16
絵の内容 水を求めながら 火傷の治療を待つ子供たち
作者名(カナ) 津沢 与吉(ツザワ ヨキチ)
作者名(英語) Yokichi Tsuzawa
当時の年齢 41歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/7(時刻)11:00頃
情景場所 広島赤十字病院
情景場所旧町名 千田町一丁目
情景場所現町名 千田町一丁目
爆心地からの距離 1,500m
ブロック別 国泰寺・千田地区
作者による説明 **絵の中
八月七日 午前十一時頃
千田町日赤病院にたくさんの人、子供が集っていた 被爆者の人達横になっている者、腰かけている人折重っていた ジリジリと照りつく太陽日陰もなく火傷をしたこの人達は治療を待っていた
病院の建物は窓硝子は一枚もなく玄関のドアーは一枚は内側に倒れ白衣の看護婦は二、三、奥の方で白い薬を持って働いていた 子供を呼ぶ声 父母を呼ぶ泣き声も聞いた
一人の子供はじゅんちゃんゞと力なく続けて呼んでいた
兄か姉か妹か、皆が水、水を欲しがっていた
**裏
津沢與吉
サイズ(cm) 30.5×41.5
展示の説明文 千田町日赤病院にたくさんの人、子どもが集まっていた。ジリジリと照りつく太陽、日陰もなく、やけどをした人たちは治療を待っていた。子どもを呼ぶ声、父母を呼ぶ泣き声も聞いた。一人の子どもは「じゅんちゃん、じゅんちゃん」と力なく続けて呼んでいた。みんなが水を欲しがっていた。

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