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原爆の絵

識別コード GE34-25
絵の内容 脱線してひしゃげた電車 黒こげの運転手・死んだ馬
作者名(カナ) 脇本 恭一(ワキモト キョウイチ)
作者名(英語) WAKIMOTO Kyoichi
当時の年齢 48歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/7(時刻)6:00
情景場所 広島市役所前
情景場所旧町名 国泰寺町
情景場所現町名 国泰寺町一丁目
爆心地からの距離 1,020m
ブロック別 国泰寺・千田地区
作者による説明 **裏
時日 昭和20年8月7日午前6時
場所 市役所前
情景 電車が市役所寄り斜めに脱線
半壊風景、近くに、一人血みどろで即死の様子、馬が一頭たおれており立髪も尻尾も焼けて丸坊主の姿は前代未聞かな
それよりも、運轉手が立姿のまヽ眞黒に焼けたヾれての屍体のあわれさは終生忘れ得ぬ情景よ
たヾ不思議なのは車掌や乗客の姿はおろか、紙屋町辺まで人一人の影もない凄惨さ
脇本 恭一
**実態調査
長男洸(当時広島一中3年生)が原爆被災(左官町に下宿)行方不明となったため、翌日から被災地と周辺を探し回った折に目にした情景(本人死去済のため詳細不明)二男(崔)記述
サイズ(cm) 21.5×28.5
展示の説明文 脱線してひしゃげた電車と黒焦げの運転手
爆心地から1,000m、広島市役所前(国泰寺町)
1945(昭和20)年8月7日 午前6時
脇本 恭一(原爆投下当時48歳、絵を描いた時78歳)
絵中解説
電車が市役所寄り斜めに脱線し半壊状態。近くに1人、血みどろで即死の様子。馬が1頭倒れており、たてがみもしっぽも焼けて丸坊主の姿は前代未聞かな。運転手が立ち姿のまま真っ黒に焼けただれている屍体のあわれさは終生忘れ得ぬ情景よ。

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