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トップページ原爆の絵トラックで運ばれてくる被爆者で教室は病院と化す

原爆の絵

識別コード GE32-05
絵の内容 トラックで運ばれてくる被爆者で教室は病院と化す
作者名(カナ) 法山 博子(ホウヤマ ヒロコ)
作者名(英語) Hiroko Hoyama
当時の年齢 26歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)11:00頃
情景場所 狩小川国民学校
情景場所旧町名 安佐郡狩小川村越
情景場所現町名 上深川町
爆心地からの距離 13,500m
ブロック別
作者による説明 **絵の中
(2)午前11時頃よりトラックで被爆者がぞくぞくと到着。まるで丸太棒を積んでいるようにすでに息絶えた人 生死をさまよう人 みんな半裸 そのひどさに目をおおう。教室はにわかに病院化して夕方までつづく被爆者
うなり声が夜のしじまを破ってぶきみに聞える 突然「ヒァーばくだんだーたすけてくれー」ガチャガチャガラス窓のこわれる音 何ともいえぬ悲しい叫び声。悪夢におびえた一夜が明けると死んでいた人が数人 その日からうらで死者をやく煙が毎日のようにのぼった 3日目には体中はおろか目の中にまでうじがわいている 赤チンしかないこの時代どうしようもなくそのまヽあわれな最後をとげた
生じごくの苦しみを背おって悲しく逝った人に心からの冥福を祈ってやまない。二度と許すまじき原爆を。
合掌
**裏
法山博子 五十六才
サイズ(cm) 25.5×36
展示の説明文

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