識別コード | GE32-04 |
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絵の内容 | 川を渡り避難する人々 |
作者名(カナ) | 楠見 ハツエ(クスミ ハツエ) |
作者名(英語) | Hatsue Kusumi |
当時の年齢 | 36歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)8:40 |
情景場所 | 広島刑務所渡場付近 |
情景場所旧町名 | 吉島町 |
情景場所現町名 | 吉島町 |
爆心地からの距離 | 2,030m |
ブロック別 | 吉島・舟入・観音地区 |
作者による説明 | **絵の中 昭和二十年八月六日午前八時四十分頃 吉島刑ム所 渡場付近 住吉橋のたもとが両方とも大火事ですので皆んな川を渡ってゐます 荷物を頭にのっけた人 自転車をかついでゐる人 川の浅い所深い所皆んな必死で渡ってゐます 藤の棚の道路には木かげを求めて大勢の人が口もきかず皆んなうづくまってゐます 吉島刑ム所 住吉川 荷物や着衣を頭にのっけた人 子供をおんぶした女の人 自転車をかついだ人 土手 藤の棚 住吉橋 至江波→ 舟入川口町 主人は十時頃ガラスを全身にあび血だらけで腹にはまだガラスの破片をいっぱい入れたまヽ県警事課の重要書類をリュックに一ぱいつめてこの川を渡って帰って来てリュックを自転車に積んで私にあづけもし火の手がこヽ迄こぬ内これだけは誰にもまかせずお前がしっかり持って風下へ逃げて呉れ おさまった時何日先でも又この地に帰って待っておれ 自分が来る迄こヽを動くな 必ずもどって来ると云って又出て行きました **裏 楠見ハツエ 六十六才 一、 何時の間か 道のはかげに 人の寝る ばく音すれど 動く者なし 二、 助け呼ぶ 声もとぎれて 坐りこみ 手を合せども なすすべもなし 三、 ひき潮や 又上げ潮に 水死体 行きつもどりつ 肉親さがす |
サイズ(cm) | 18×25.5 |
展示の説明文 |