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トップページ原爆の絵流川辺りで蕨を摘む

原爆の絵

識別コード GE30-50
絵の内容 流川辺りで蕨を摘む
作者名(カナ) 田中 弓子(タナカ ユミコ)
作者名(英語) Yumiko Tanaka
当時の年齢 41歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1948頃
情景場所 流川
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離
ブロック別
作者による説明 **絵の中
(流川辺で蕨を摘む)昭和23年頃 田中
屋敷跡の広い庭と思へる処。被爆して割れた庭石。さては根丈あらはな樹根などが見られた。
瓦礫の間を縫って、か細いわらびが小さなにぎりこぶしを青空に向けていた。
私は二本三本と摘み集めお茶の一品に加へた。食料不足時代には貴重なものであり、春の香をたのしむ風流心を満足させても呉れた。
私は摘む度に「広島のド真中で蕨をとるとはネ」と言ったものだ。そして毎日出かけた。
(被爆土は75年間草木も生えぬと言はれしが、豆類や、甘藷の茎やつるは驚くほど延びた。)
**裏
(二部隊跡)と(流川辺の蕨)
田中弓子 70才
サイズ(cm) 27.5×38
展示の説明文

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