トップページ原爆の絵死んだ人、死にかけている人にムシロがかけられている
識別コード | GE30-39 |
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絵の内容 | 死んだ人、死にかけている人にムシロがかけられている |
作者名(カナ) | 石田 琢磨(イシダ タクマ) |
作者名(英語) | Takuma Ishida |
当時の年齢 | 42歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/7(時刻)16:00頃 |
情景場所 | 広島赤十字病院 |
情景場所旧町名 | 千田町一丁目 |
情景場所現町名 | 千田町一丁目 |
爆心地からの距離 | 1,500m |
ブロック別 | 国泰寺・千田地区 |
作者による説明 | **絵の中 時は原爆投下の翌日八月七日午後四時頃 所は日赤病院焼跡 湯治に来て失礼ですがあり合せの紙で紙面の都合で然も下手くそで思うように書けませんが多くさんの人が死んだ人死にかけな重症人が、ムシロを掛けて並べてありました 地ごくの死人の市場でした その日の勤務は警防団配給班の応援でおむすび(当時で云ふ銀めし)の配給でした。患者のオムスビと手を出した人も口がただれとても食べられない状態ですがお腹がすいてゐたのでしょう 水を下さいといふことで水をのませてあげようと思っても上司の命令であげられませんでした 今日となってあのことが一番気にかヽり残念でなりませんでした 見るとみんでは話になりませんとは体験者の異口同音の言葉でした。 もう戦爭は絶對やってはいけません お互に平和を祈りませう 平和を祈る心こそ平和を守る第一の要件です 一、原爆のキノコの雲に巻添えて平和を祈る御仏の座に 一、お互に平和を祈る同胞のなぜか三派に分るヽぞおろか(政治の爭の具に供してはいきません)薬種商 七十二才 石田琢磨 お水を下さい おむすび下さい 水を下さい おみづちょうだい |
サイズ(cm) | 18×26 |
展示の説明文 | 地ごくの死人の市場でした。「水を下さい」ということで、水をのませてあげようと思っても、上司の命令であげられませんでした。今日となっては、あのことが一番気にかかり、残念でなりません。 |