トップページ原爆の絵弟を捜しに建物疎開作業現場に行き弟の友人を見つける
識別コード | GE30-15 |
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絵の内容 | 弟を捜しに建物疎開作業現場に行き弟の友人を見つける |
作者名(カナ) | 川口 シマ子(カワグチ シマコ) |
作者名(英語) | Shimako Kawaguchi |
当時の年齢 | 22歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | |
情景場所 | 中島町、木挽町 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | |
作者による説明 | **絵の中 場所 中島町と木挽町 其の日中島町のお寺の建物疎開に学徒として参加した弟を探して河原町より西新橋を渡る 橋のたもとに立つとはるか元安川の新橋まで一望出来る 建物疎開、それは大勢の学徒が血と汗で作った廣原に大勢の中学生がたおれていた一人二人三人 それゞの胸に名札がついて出身地・学年氏名が記るされていた おそらく煙に巻かれたのか制服の表布地が焼けて白い裏地だけに成っていたのが二三人居たけれど衣服はみんなきちんとしていた 橋と橋との中央あたりで弟の学友折出君を見つけた 帽子はとび 左膝をたてヽ右足の靴は脱げていた 解けかけのゲートルが何かを語っている様に思へた 身も骨も砕けて散ったであろうかへらぬ弟二十九年たったいま尚其の折出君の面影の中に見る思ひがします。 川口シマ子 |
サイズ(cm) | 38.5×54 |
展示の説明文 |