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トップページ原爆の絵目撃した火柱

原爆の絵

識別コード GE29-46
絵の内容 目撃した火柱
作者名(カナ) 楠見 ハツエ(クスミ ハツエ)
作者名(英語) Hatsue Kusumi
当時の年齢 36歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)8:15頃
情景場所 舟入川口町
情景場所旧町名 舟入川口町
情景場所現町名
爆心地からの距離 2,200m
ブロック別 吉島・舟入・観音地区
作者による説明 **絵の中
昭和二十年八月六日午前八時十五分頃舟入川口町自宅(当時)の二階窓より見た二本の火柱です
それは地の底から天につきぬけた様な大きなすごい目を射る青光りが「ボアン」「ボァーン」と重なる様に並んで二本立ちました「飛行きから落下傘が落ちる」と云ふ人々の声で私は幾日も幾々日も建物疎開の勤労奉仕に出てくたゝになり熱を出し二階で寝てゐましたが「がば」とはね起き窓に立ちました
「アッ」と思った時顔から腕にかけて光線をあびてゐました とっさに階下に飛び降りたのですが下敷になってゐます。その内に目が見えなくなったので今のは殺人光線だったのだなあと思ったのです。しばらくするとこわれた壁のすき間から光がさしたのでその方向へ無我夢中で自分ではい出しました外では火事だ火事だと云ふ声が聞へたからです。こヽで焼け死んだら疎開してゐる子供がゐる・・・・・・・・目が見えなかったのは眞暗やみになってゐたからだと云ふ事は後でわかりました 鏡に寫した顔は頭髪も目ひげも眉毛もありません
灰をまぶした様なむらさき色でした
**裏
楠見ハツエ 六十六才
一. B29の落下傘見むと窓に立ち 閃光に射られ下敷になる
二.やうやくに壁くい破り外に出る 一瞬なるに変貌のまち
サイズ(cm) 18×25.5
展示の説明文

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