識別コード | GE27-47 |
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絵の内容 | 焼け跡に借りてきた蚊帳をつり野宿する |
作者名(カナ) | 佐伯 綾子(サエキ アヤコ) |
作者名(英語) | Ayako Saeki |
当時の年齢 | 44歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/8(時刻)夜 |
情景場所 | 白島九軒町 |
情景場所旧町名 | 白島九軒町 |
情景場所現町名 | 白島九軒町 |
爆心地からの距離 | 1,900m |
ブロック別 | 基町・白島地区 |
作者による説明 | **絵の中 八月八日夜 (佐伯綾子) 夜ともなれば燒けあとに友人の家から借りてきた蚊帳をつり何軒もの家族が枕を列へて野宿しました。 味方の屍と共に寝て、死臭が夜風と共に鼻をおおひました 裏の畑の爆風で倒れた庭樹が魔ものの様に眠れぬ夢にのしかかりました。 "Aさんの御主人は生きながら燒かれてどんなに苦しかったでしょうー"とAさんの家の隣りの娘さんはのどをつまらせながら云ひました。私は声もなく胸をかきむしられる思ひで閔みました 戰争とは人間の身体を傷つけ生命を奪うばかりでなく一番大切なこころまで失わせるおそろしいものだと思います。 Aさん御夫婦の遺体は二日二晩燃え続けました。そばに無きずのコーヒー茶椀が二組何かを物語る様に残されてゐました |
サイズ(cm) | 27.5×38.5 |
展示の説明文 |