トップページ原爆の絵もえ上がる炎、おびただしい数の死体、白島長寿園付近にて
識別コード | GE26-36 |
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絵の内容 | もえ上がる炎、おびただしい数の死体、白島長寿園付近にて |
作者名(カナ) | 香川 千代江(カガワ チヨエ) |
作者名(英語) | Chiyoe Kagawa |
当時の年齢 | 39歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)午後 |
情景場所 | 三篠町付近 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | 1,500m |
ブロック別 | 三篠・祇園地区 |
作者による説明 | **絵の中 三篠町 紅蓮の龍巻(白島長壽園より) **別紙(絵に貼付) 其の日の記憶 原爆の広島に私達親子三人家の下敷より抜け出して辛じて白島長壽園にたどりついた。死者負傷者の中に凄惨極まる被爆の猛火は見る見る内に白島も横川も三篠も容赦なく呑み盡して行った。 黒煙と火焔に追われて人も我れも川岸へ押しよせた。生地獄をいやと云う程見せつけられたのである。猛火の拡大して行く豪音の中に四 五発の爆音と吹き上げる黒煙、その時一種異様なうなりを持った赤黒い竜巻が三篠町針工場のあたりに巻き上った。 屋根も人も馬も車も雨戸、畳、トタン、あらゆる物体を巻き上げ高く渦をまいた。荒れ苦るった獣の様に荒々しく又広く投げ飛ばした火の中へ川の中へそして大地へ。私は身も振う思いで悲惨な光景を見た。火熱と大気の厳粛なる化学現象を…二十年八月六日午後 香川千代江 六十八才 |
サイズ(cm) | 38×54 |
展示の説明文 |