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トップページ原爆の絵戦友を捜しあてる。全身やけどで手もかけられない。「娘が娘が」と言って息をひきとった。

原爆の絵

識別コード GE26-28
絵の内容 戦友を捜しあてる。全身やけどで手もかけられない。「娘が娘が」と言って息をひきとった。
作者名(カナ) 赤瀬 喜久一(アカセ キクイチ)
作者名(英語) Kikuichi Akase
当時の年齢 23歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時
情景場所 比治山付近
情景場所旧町名 比治山本町
情景場所現町名 比治山本町
爆心地からの距離 1,750m
ブロック別 比治山・仁保地区
作者による説明 **絵の中
戦友さがして二日目
比治山の近くで呉から来た兵隊さんがあのさきの家に居るよ
我々急いで行って見ると家の内に二十、三十まだいたかなー
男女の区別も分らない人達が
「おーい呉工廠から来た者が居るか」
近くの人がゆびさして教えてくれた
大阪から来た河合君と分かった
「河合か河合か」云うと頭だけで返事、もう虫の息
ただ一言子供「娘が娘が」と二口でなにも言わなくなった。見ると身体全体どこから手を掛けるかと思う程やけただれ頭は散髪した様に帽子から下腹は腹巻がくいこんで足は「ゲートル」だけ残して焼けてふくれ上り足の裏はスリッパのようでした
帽子の下だけ残る
腹巻がくいこんでいる
焼けて足の裏の皮がたれている
サイズ(cm) 24.5×36
展示の説明文

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