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トップページ原爆の絵水を欲しがるおばあさんに「オシッコをして下さい」と頼まれた弟

原爆の絵

識別コード GE26-20
絵の内容 水を欲しがるおばあさんに「オシッコをして下さい」と頼まれた弟
作者名(カナ) 山本 初惠(ヤマモト ハツエ)
作者名(英語) Hatsue Yamamoto
当時の年齢 20歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6
情景場所 比治山公園
情景場所旧町名 比治山公園
情景場所現町名 比治山公園
爆心地からの距離 1,980m
ブロック別 比治山・仁保地区
作者による説明 **絵の中
原爆でなくなった弟の話です 県庁で原爆にあい比治山に友達二人でにげる途中おばあさんが手を合せお兄さん(オシッコ)をして下さいと何度もゝ云はれたそうです 水を上げるにもなくオシッコをして上げるわけにもゆかず・・・・・此の話を聞いて胸がしめつけられるようでした どんなにか苦るしくお水がほしかった事でせう・・・・・弟も一週間位して頭の髪がパラゝと落ち出して病院のベットの上で天井の電灯の明りを指さしてお姉ちゃんきれいだねと云って息をひきとりました 祖母に話しましたらきっとよいお迎へがきていいところに行ったのだと話してくれました その弟が話したおばあさんは其の後どんなになられたか八月が来ると思出されます 御冥福をお祈りしてみたりどうか元気でいらして下さいとお祈りしたりしています
お兄さんオシッコをして下さい お願いします お願いします・・・・・・
山本初恵
サイズ(cm) 27×38
展示の説明文 原爆で亡くなった弟の話です。県庁で原爆にあい、比治山に友達二人でにげる途中、おばあさんが手を合わせ、「お兄さんオシッコをして下さい」と何度も言われたそうです。水を上げるにもなく、オシッコをして上げるわけにもゆかず…この話を聞いて胸がしめつけられるようでした。どんなに苦しくお水がほしかったことでしょう。

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