トップページ原爆の絵水を求め、一緒に家に連れて帰ってくれと頼む重体の中学生。水をあげると口から黄色いものを出していた。
識別コード | GE26-15 |
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絵の内容 | 水を求め、一緒に家に連れて帰ってくれと頼む重体の中学生。水をあげると口から黄色いものを出していた。 |
作者名(カナ) | 井上 浩(イノウエ ヒロシ) |
作者名(英語) | Hiroshi Inoue |
当時の年齢 | 49歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)12:00前 |
情景場所 | 大成油工場臨時救護所 |
情景場所旧町名 | 大州町 |
情景場所現町名 | 大州 |
爆心地からの距離 | 3,600m |
ブロック別 | 牛田・広島駅周辺地区 |
作者による説明 | **絵の中 おばさん僕もつれていつてください。 市内から逃けて来たA君全身焼けて半ば失明破衣重態 医師に手当を願ふもあと二、三時間の余命と他の負傷者へ… A君 おばさん水をのまして下さい。のどがかわいて苦しいのです。 他に移る自分等(避難先へ)シッカリなさいよ 父うさんがむかへに来られるから A君 僕がこヽに居るのがわかるでせうか おばさんはどこに行くのです 家に早くかえりたいのです おばさんおねがいです僕もいっしょにつれて行って下さい… 心を鬼に最后のためにと水ををいて別れる 夕方家具を取りに行ったときにはモウ死んで… 混乱の中住所と名前を聞くことに氣ずかず御両親に伝えることの出来なかったのが今日の日も思出す度殘念に思って居ます。 大洲大橋 國道 広島駅→ 小■室 4.5犬 被爆學徒 ?君A 不明の死者 救ゴ員 被災者 (油工場事務所) 当時救護所 (呉海軍救ゴ班応急手当) 広島市大洲町2丁目で 8月6日正午前状况 (事務所は9日倒潰す) **実態調査 水をあげると口から黄色いものを出していました。 **裏 井上 浩(78) |
サイズ(cm) | 25.5×36 |
展示の説明文 | 市内から逃げて来たA君、全身焼けて半ば失明破衣重体。 「僕がここに居るのがわかるでしょうか。おばさんはどこに行くのですか。家に早くかえりたいのです。おばさんお願いです。僕もいっしょにつれて行って下さい…。」 |