トップページ原爆の絵倒壊した家屋の下敷きになり、助けを求める人々
識別コード | GE25-09 |
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絵の内容 | 倒壊した家屋の下敷きになり、助けを求める人々 |
作者名(カナ) | 渡辺 聰(ワタナベ サトシ) |
作者名(英語) | Satoshi Watanabe |
当時の年齢 | 42歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)8:15頃 |
情景場所 | 幟町付近 |
情景場所旧町名 | 幟町 |
情景場所現町名 | 幟町 |
爆心地からの距離 | 1,200m |
ブロック別 | 銀山・幟地区 |
作者による説明 | **絵の中 原爆投下后間もなく幟町から広島駅の方向に街を逃れ走っていた私は、道々倒壞した家屋の下敷から逃れるために、救いを求めさけんでいる人達多数に遭遇しました。それ等は私の一挙手一投足の助力により、簡單に救い出される程度のものがかなりあったに違いないのです。現に手を一寸貸すことにより、自由にしてあげたものもあったのですから、然し刻々に追いせまって来るかもしれないばく然とした危険に、今にもえり首をつかまえられでもするような不安があって、これ以上まごまごしいているべきではないと決心して無情にも目をつむって走ることにしたのでありました。 勿論間もなくその辺りは火の海と変わりました。あの人達のことを思うと、いつも悔いというより、強い責めを感じるのであります。だから私はこのことはつとめて思い出さぬようにしています。 渡辺聰 |
サイズ(cm) | 28×47 |
展示の説明文 | 倒壊した家屋の下敷きになり、助けを求める人々 爆心地から約1.2km、幟町付近 1945(昭和20)年8月6日午前8時15分ごろ 渡辺 聰 |