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トップページ原爆の絵「ヒーヒー」「イタイ、イタイ」と防空ごうに夜通し響く負傷者の苦しむ声

原爆の絵

識別コード GE23-24
絵の内容 「ヒーヒー」「イタイ、イタイ」と防空ごうに夜通し響く負傷者の苦しむ声
作者名(カナ) 好井 博(ヨシイ ヒロシ)
作者名(英語) Hiroshi Yoshii
当時の年齢 25歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)夜
情景場所 尾長町片河の防空ごう
情景場所旧町名 尾長町
情景場所現町名 山根町
爆心地からの距離 2,900m
ブロック別 牛田・広島駅周辺地区
作者による説明 **絵の中
八月六日夜尾長町片河の防空ごう
自宅のとなりの防空ごうに夜通して悲しい声、ヒイゝイタイゝ
まるで幽れいのような声が一晩中聞えて来た。四十人か五十人は居たヾろう
七日朝は何人かは死亡をしていた。片河は火災からはまぬがれて市内からにげて来た人が多数集まった。死体は矢賀消防団員が荷物車で運んで行った。眞暗な夜、水も出ず食事もなく、むすびの配給が二個あり妻と食べる。

**実態調査
片河のバス停のとなりに屋根付の防空ごうがありました。上部には雑草があり、6日の夜は夜通し人の声がありました。7日の朝には男か女かの判別もつきにくい死体が転がっていました。尾長町片河府中行バス停のとなり
サイズ(cm) 27.5×38
展示の説明文 「ヒーヒー」「イタイ、イタイ」と防空壕に夜通し響く負傷者の苦悶の声
爆心地から約3.0km、尾長町
1945(昭和20)年8月6日夜
好井 博

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