識別コード | GE20-21 |
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絵の内容 | 説明文 |
作者名(カナ) | 杉本 仙(スギモト セン) |
作者名(英語) | Sen Sugimoto |
当時の年齢 | 49歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | |
情景場所 | 伝福寺 |
情景場所旧町名 | 材木町 |
情景場所現町名 | 中島町 |
爆心地からの距離 | 370m |
ブロック別 | 平和記念公園・周辺地区 |
作者による説明 | **絵の中 材木町六番地 伝福寺跡 むくむくと焦土の熱のさめやらぬ 夫の生家のあとに たヽづむ 全滅のここへ訪ねる人なくて 炎暑のこもる 墓のぬくもり たヾ一人の 兵士は橋より引上げ 屍は川に限りしあらず あやうくも 踏み止どまりて おろかなり 霊きらはず 遺骨の散乱 高須から西大橋 住吉橋を経由して次との修羅道を再現しないよう念じつヽ材木町に辿り来て言ふべく言葉もなく只茫然とス 佇むばかり 杉本仙 七十八才 |
サイズ(cm) | 28×64 |
展示の説明文 | 伝福寺の焼け跡、死体を川から引き揚げる兵士 絵/杉本仙氏 1945(昭和20)年8月8日 爆心地から約370m 材木町(現在の中島町) 杉本センさん(当時49歳)は、義兄にあたる正道さん夫婦の安否を確かめるために8日広島市に入りました。川に死体があふれ、焼け跡に遺骨が散乱する市内を通り、ようやくたどりついた夫の生家は見る影もありませんでした。 |