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トップページ原爆の絵逃げ遅れた同僚が焼死体となってマネキンのようにころがっている情景

原爆の絵

識別コード GE18-25
絵の内容 逃げ遅れた同僚が焼死体となってマネキンのようにころがっている情景
作者名(カナ) 土井 貞子(ドイ サダコ)
作者名(英語) DOI Sadako
当時の年齢 21歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/7(時刻)早朝
情景場所 福屋百貨店電車通り側
情景場所旧町名 胡町
情景場所現町名 胡町
爆心地からの距離 710m
ブロック別 紙屋町・本通地区
作者による説明 **裏
土井貞子
**別紙
S20.8.7 早朝
総て焼け、足元は熱いが福屋ビル迄帰ろうと、たどりついた時逃げ遅れた同僚が焼死体となって、あたかもマネキンのそれのようにピンと肌が張りきって赤いような黒いような異様に光っていた。
今でもマネキン人形をみる時、フッと眼前をよぎる。
(福屋ビル、電車通り側、左入口附近)
右前箱は火でわれてしまった水槽
土井貞子
**実態調査
水を求めた人達全部が悲しい姿になっているのでした。建物は熱気で近づけませんでした。
サイズ(cm) 42×59.5
展示の説明文 逃げ遅れた同僚の焼死体
絵・文/土井貞子氏
1945(昭和20)年8月7日 爆心地から約710m 胡町
「やっとたどりついた福屋は空洞のビル。あたりはただ一面の焼け跡。すぐ足元には焼死体となって倒れている同室のお友達の変わった姿、熱気で近づけないけれど、中にはまだ多くの人の死体が残っているようすとか、(もう少しで自分も……)と思い、ただ静かに合掌した。 手記より抜粋

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